花あずきの朝は小豆の釜に火をつけて始まります。
炊く量や気温などにもよりますが、下茹で、灰汁取り、
渋抜き、蒸らし、蜜漬け、練り上げといった工程を、
おおよそ6時間で炊き上げます。
時間と手間がかかり手練りゆえに重労働ですが、
銅釜から立ち上る小豆の香りは、餡を練る者にとって
なによりのご褒美です。
特に今の時期、新豆の高い香りは格別です。
そんな素晴らしい北海道産小豆ですが数年前から
高騰し続けています。
2016年の台風被害により生産量が半減した上、
小豆生産者の方々が価格の安定した大豆生産に
作付けを切り替えられたための減産、
加えて今夏の低温多雨による収穫量の減少が主な要因です。
鯛焼きは先月 価格改定させていただきました。
餡(量り売り)については、年末の需要が多いこともあり
価格据え置きしておりますが、いよいよ来年1月5日より、
100グラムあたり10円の値上げを予定しております。
小豆本来の風味を大切に、甘さを抑えて炊き上げた餡。
是非とも年内にお買い求め頂き、収穫されて間もない
新豆の瑞々しい香りと味わいをご堪能くださいませ。
【餡の量り売り】
・300グラム 300円 (H31 1/5より330円)
・500グラム 500円 (H31 1/5より550円)
・1キロ 1000円 (H31 1/5より1100円)
※ご予約も承っております。
【電話番号】0722270808